【GalaxyS3α】Android6(CM13)化【SC-03E】ROM焼き

どうも、みっきーです。今回はGalaxyS3α(SC-03E)をROM焼きして、Android6.0であるCyanogenMod13化していきます。

半年ほど前に公開した記事でGalaxyS3のROM焼き手順を紹介したのですが、あの時に同時に今回のGalasyS3αも購入してたんです。

せっかくなので今回はS3αのほうもROM焼きしてみようということです。

↑私がROM焼き前の写真を撮るのを忘れてました

それではさっそく手順の解説に移りますね。

ROM焼きをはじめとするスマートフォンの改造はメーカー保証を失い、最悪の場合修理対応すら拒否されてしまいます。
なにかあっても自分で解決する力が必要です。
なお、当記事を参考にしてROM焼きを行って何かあっても責任は取りません。(というか取れません。)一応質問などはコメントしてもらえれば答えるつもりです
スポンサーリンク

下準備

大まかな作業手順

Odinを使って本体にCWMをインストール

CWMバックアップ

CWMでデータワイプ

CWMで6.0のROMをインストール

GAppsのインストール

各種ファイルのダウンロード

まず、CWMを端末に焼くためのOdinというソフトをダウンロードします。

バージョンは3.04です。

私はこちらからダウンロードしました。

今回はリカバリーにはCWMを使用します。

私はTWRPをよく使うのですが、今回の私の環境ではTWRPはインストールできませんでした。(ROOTを先に取得する必要があり面倒くさい)

というわけで、CWMも試してみたらROOTなしでもすんなり入ったのでCWMを使用していきます。

CWMはこちらからダウンロードできます。

続いてROM本体のダウンロードです。

こちらは「自分のためにやってる。」さんのサイトからダウンロードできます。

最後にGAppsのダウンロードです。

私はOpenGappsを使用しています。

こちらからダウンロードできます。

OpenGApps.org offers information and pre-built packages of The Open GApps Project. The Open GApps Project is an open-source effort to script the automatic gener...

こんな感じで今回のGalaxyS3αはARM、ROMは6.0なのでこのように選びます。

VariantはPicoでよいでしょう。ストアだけがプリインストールされます。

※もしリンク切れを起こしていたらコメントください。確認します。

ROMやリカバリー、アプリの開発者様には本当に感謝です。

あらかじめファイルを転送しておく

先程ダウンロードしたROM本体とGappsを先に端末に転送しておきます。

もしくはSDカードにファイルを入れても良いと思います。

ROM焼き本番

それでは実際にROMを焼いていきます。

先程の手順通りに焼きます。

CWMをOdinで焼く

まずはCWMをインストールするために端末の電源ボタンと音量ダウンボタンとホームボタンを同時押しします。

警告表示後、このようにドロイド君の画面が表示されればダウンロードモードになっています。


OdinのPDAという欄に先程ダウンロードしたCWMのファイルを指定します。

後はStartボタンを押せばCWMのインストールが行われます。

時間は3秒もかかりません。

CWMでROM本体をインストール

先程の手順でCWMを導入してから再起動して今度は電源ボタンと音量アップボタンとホームボタンを同時押しするとCWMが立ち上がるはずです。

下の画像のような画面が表示されればCWM導入成功しています。

では、このCWMを使って次はOSのROM本体をインストールしていきます。

CWMでバックアップを取る

CWMであらかじめバックアップを取っておきましょう。

Backup and Restoreという項目があるので、そこからROM焼きをする前にバックアップを取っておきましょう。

そうすることで万一ROMのインストールに失敗しても元に戻すことができます。

念には念を入れよということですね。

CWMでデータをWipeする

バックアップが完了したら、いくつかのパーティションをフォーマットします。

今回フォーマットするのは、

  • Data
  • Cache
  • DalvikCache
  • System

の四つです。

データのWipeはROM焼き後に不具合を発生させないために必ず行いましょう。このためのバックアップです。

まず、Dataは「Wipe data/factory reset」でWipeします。

続いて、CacheのWipeは「Wipe cache partition」で行います。

続いて、DalvikCacheのWipeは、「Advanced」の中にあります。

Advancedを開くと、「Wipe dalvik cache」が存在するので実行します。

続いて「System」のWipeを行います。

「Mounts and storage」の中にあります。

ここで間違ったパーティションをWipeすると文鎮化の恐れがあるので気をつけてください。

必ず「Format /system」だけを実行してください。

以上でWipe作業は終わりです。

CWMでROMをインストールする

いよいよROMをインストールしていきます。

下準備の時に端末もしくはSDカードにROMファイルを転送してあるはずなので、それをインストールしていきます。

「Install Zip」を選択します。

ROMのZipファイルを選ぶ画面になるので、下準備で転送したファイルを選びます。

今回はSDカードを使ったので、sdcardのディレクトリにcm-13.0-20xxx.zipがあるのでそれを選択します。

インストールを開始するとこのように処理が走ります。

後は自動です。

しばらくすると完了するはずです。

ちなみに、「Status7」などのエラーが発生する場合はもう一度Wipeをしてみてください。

GAppsのインストール

ROMのインストールが終わったら、このままGAppsもインストールしていきます。

GAppsも下準備で転送しているはずなので、インストールしていきます。

今回はSDカードを使用しています。

インストール開始するとこのようにOPENGAPPSのAAが表示されます。

しばらく待てば終わります。

ここまでの作業が無事終了したら、「Reboot system now」で再起動します。

以上でROM焼きは完了です。お疲れ様でした。

初期設定

初期設定と言ってもAndroidのいつものセットアップです。

ウィザードに従って進めばOKです。

初期状態で日本語に対応しているのが素晴らしいですね。

すべて終わればホーム画面が表示されます。(少しいじった後の画面です)

何気に初回起動できたときがROM焼きで一番うれしいです。

端末情報です。しっかりAndroid6.0,CM13がSC-03Eに焼けてることがわかります。

インストールしたROMはAndroid6.0のCyanogenMod13です。

まとめ

今回はGalaxyS3α、SC-03EをROM焼きしてAndroid6.0のカスタムロムであるCyannogenMod13をインストールしてみました。

最近の機種と比べれば性能では勝てませんが、ゲームなどせずにネットサーフィンや動画鑑賞にはまだまだ使えます。

この機種は有機ELディスプレイを搭載しているので動画鑑賞には最適ですね。

初期状態のAndroid4.3に比べるとAndroid6.0はインストールできるアプリも多く、まだまだこの機種を活用してあげることができるのではないでしょうか。

ROM焼きをするときは文鎮化とデータの消失に気を付けてお楽しみください!

それではまたお会いしましょう!

スポンサーリンク

コメント

  1. オット より:

    質問があります
    「CWMも試してみたらROOTなしでもすんなり入ったので」
    とありますが非rootのスマホでも出来るのでしょうか?
    CWMをOdinで焼くところまでは出来ましたが電源ボタンと音量アップボタンと
    ホームボタンを同時押してもCWMが立ち上がらずドロイド君が寝てる画像の下に
    コマンドが指定されていません。と出て先に進めません
    すみませんがお助けください、お願いいたします。

    • mits1103 より:

      返信遅くなり申し訳ありません。
      無事にインストールできたとの事、おめでとうございます。
      また、貴重な事例の情報提供、ありがとうございます。
      今後とも当ブログを宜しくお願いします。

  2. オット より:

    お世話になっております
    OdinでAuto-Rebootを外して再インストールを行ったら進めました!
    有難う御座いました。