みっきーです。いかがお過ごしでしょうか。恐らくこのページにたどり着いた方は、WF-1000XM3の装着感が気に入らない、落ちてしまう、あるいは痒くなるという不満をお持ちではないでしょうか。私もWF-1000XM3を購入してからしばらくの間付属のシリコン製「ハイブリッドイヤーピース」を使用していましたが、歩いていると足が着地する衝撃で少しずつイヤホンがズレてきて、最終的に外れてしまうという問題がありました。また、座っている状態でも長時間装着したまま音楽再生や通話をしていると耳が痒くなってしまい、30分に一度ほど外して掻かないと痒さに耐えることができませんでした。そこで、耳に直接触れる部分であるイヤーピースを他社製のものに交換してみることにしました。
SpinFit CP360を選ぶ理由
CP360は多数の種類があるSpinFitのイヤーピースの中でも「完全ワイヤレス向け」という特徴を持っています。完全ワイヤレス向けと謳っているイヤーピースは全長が短く、充電ケースに入れたときに干渉して入らなかったり充電できないという問題が発生しにくいようになっています。そこで、医療グレードのシリコン素材を使用しており痒くなりにくく、またコンプライのようにウレタン素材でないため劣化しないという点からCP360を選びました。
開封の儀
Amazonにて1480円で購入しました。
SSサイズが2つ、Sサイズが2つの計2組4個の組み合わせです。
こんな感じで、透明な傘の中に、硬めの素材でできた部分と柔らかくグニグニと動く部分があります。
柔らかく動くため、耳の中で最適な位置に勝手にフィットしてくれるというわけです。
実際に使用してみると、WF-1000XM3を左右に捻りながら耳に押し込む形で、自然にフィットする位置があります。
ファーストインプレッション
WF-1000XM3に装着するとこんな感じになります。
純正のシリコン製「ハイブリッドイヤーピース」に対してかなり小さめです。
SSサイズとSサイズを付け比べしてみましたが、Sサイズ(緑の方)が私にはフィットしました。
肝心の付け心地ですが、純正イヤーピースに比べてかなり向上しました。
落ちない、外れない
純正イヤーピースのゴワゴワとした感じが無くなり、かなり「軽い」付け心地になります。
また、多少素材の違いからか、グリップ力も向上しました。
フィット感が上がりグリップ力が大きくなったことで、外れにくくなり以前のように歩くだけで外れるなんてことはなくなりました。
電車の乗換で少々走ったりした場合でも外れませんでした。完璧です。
痒くない!!!
もう一つの悩みだった、長時間装着していると耳がかゆくなるという問題ですが、SpinFit CP360に交換してからは一切なくなりました。
深夜に3時間ほど連続で通話することがありますが、その際にも痒くなって外さないといけないというようなことはなくなり、とても快適です。
医療グレードシリコンというのは本物のようです。
音質に関して
よく、「イヤーピースを変えると音が変わる」と言われますが、確かに若干の変化はありました。
具体的には高音域が出やすくなります。個人的にはより好みの音に近づきました。
しかし、純正ハイブリッドイヤーピースと同じくシリコン製であることから、音の傾向は似ていると思っていただいて結構です。
そこまで大きな変化はありません。
総評
Sonyのイヤホン、WF-1000XM3の装着感に不満があり、イヤーピースを交換しましたが、まさかここまでの効果があるとは思いませんでした。
外れなくなり、耳が痒くなくなったというだけで大満足です。
2組で1480円とお高めな価格ではありますが、同じような内容でお悩みの方にとってはかなり費用対効果の大きいものになると思います。
WF-1000XM3をさらに快適に活用するために、とてもおすすめです。