自転車に乗っているとブレーキシュー(ブレーキパッド)が少しずつ消耗していきます。特に雨天時に走行したりすると結構な勢いで減っていき、毎日ハードに使っている自転車だと半年程度で交換が必要になることもあります。
しかし純正部品はそこそこの値段がするので今回はAmazonで発見した激安中華ブレーキシューは使い物になるのか実際に購入して検証しました。
折りたたみ自転車のシューを交換
私が普段乗っているクロスバイクとは別にサブの用途に使っている折りたたみ自転車があるのですが、最近ブレーキの効きが悪くなってきているのが気になっていました。
以前この自転車を整備した時に錆びていたブレーキケーブルを交換したのですが、シューは一度も交換したことがなかったためちょうど交換時期が来ていました。
しかしそんなに高額な部品ではないものの、シマノ純正のシューを前後とも交換すると1700円ほど必要になります。
メインのクロスバイクならともかくサブの折りたたみ自転車のシューを交換するのにこの金額はすこし高いなと思ったので安く売ってないかなぁとAmazonを見ていると…
ありました!w
前後ペア4つ入りで570円。参考までにシマノ純正品が片側(2つ)で870円ですのでその安さがわかります。
でも半額以下って本当に大丈夫なのか?という疑問が当然湧いてきます。
特にブレーキは自転車の部品の中でも安全性に直結する重要な部分。
もしダメそうなら純正品を買い直そうということで実際に激安品を購入してみました。
開封・品質は?
AmazonPrimeなので翌日届きました。大変便利でお世話になっております。
最近こういう小さい商品を入れる封筒が変更になったようで、初めて見るタイプの包装で届きました。
商品本体がこちら。黒っぽいビニール袋に2つ入りのパッケージが2つ入っています。
もっと雑にパケ袋に入ったような状態かと想像していたので意外とまともなパッケージだなという印象です。
パッケージを開けてみるとこんな感じ。やはりゴムの質感が安っぽいというか硬いという感じがします。
純正品は表面が少しザラザラしていてゴムも比較的柔軟性がありますが、こちらの激安品はツルツルで硬い印象です。
古いシューと交換
すり減ってしまった古いシューをVブレーキから取り外します。
開放した状態で六角レンチ一本で外すことができるので特に難しいことはありません。
取り外したブレーキシューです。溝がほとんど消えかかっておりすぐに交換が必要な状態でした。
激安ブレーキシューは使えるのか
さて、取り付けが完了したので実際に走行してみて効き具合を検証します。
激安品とはいえ新品のシューは見た目が綺麗です。
肝心の効き具合ですが、特に問題無いと言えます。
流石にシマノ純正品と比べると鈍さがありますが、安全上問題になるような違いではありません。
雰囲気にはなりますが、シマノ純正品が「キュッ!」と効くのに対して激安品は「ジワッ」っと効く感じです。
スポーツ自転車で高速度からの制動では違いが出てくるかもしれませんが、少なくとも折りたたみ自転車で常識的な街乗りのスピードではしっかり使えました。
ブレーキシューは消耗品ですから、こういった安価な製品を使用することでランニングコストを下げることができるのはおすすめなポイントだと感じます。
気になる方はぜひお試しください。